エゴマでダイエット

エゴマがダイエットに効果的だという噂を最近よく耳にします。

「エゴマ」で思い出すのは、昔仙台に出張に行った時に宿泊したホテルの近くで食べたラーメンです。
お店の名前も場所も忘れてしまいましたが、エゴマを使ったラーメンで、お店にエゴマの効用が書いてありました。
その時初めてエゴマについて知ったんですが、それよりなにより、そのラーメンがとてもおいしくて、味の方が強烈に記憶に残っています。
私の中では、「エゴマ=おいしい」という図式が出来上がってしまいました。

エベレスト

ごま自体が身体にいいということはよく聞きます。80歳でエベレスト登頂に成功した三浦雄一郎氏が、ゴマの健康食品のCMに出ているのも印象深いですよね。

さて「エゴマ」ですが、何故ダイエットにいいのでしょうか?

一般的に言われているのが、荏胡麻に含まれている「ロズマリン酸」です。
食事などで摂った炭水化物は、ブドウ糖に分解されます。そして、使われずに余ったブドウ糖は、中性脂肪として体に蓄積されます。
荏胡麻の実に含まれる「ロズマリン酸」は、炭水化物がブドウ糖に分解されるときに小腸の粘膜から分泌される消化酵素「マルターゼ」を抑制する働きがあると言われています。
その結果ブドウ糖に変化できなかった炭水化物は、麦芽糖として体外に排泄され、中性脂肪として蓄積されないのでダイエットに効果がる、というわけです。

もっとも、えごまの効能はダイエットだけでなく、多岐にわたっています。
その中でも注目されるのが「老化防止」です。
えごまに多く含まれる「αリノレン酸」が、体内で、おなじみの「EPA(エイコサペンタエン酸)」「DHA(ドコサヘキサエン酸)」に変わります。そうご存知食べると「頭がよくなる」といわれいる成分ですね。これらは老化防止にも効果があると言われています。
特にエゴマには、この「αリノレン酸」が非常に多く含まれることから、老化防止にいい、と言われているようです。

「エゴマ」はゴマなので体によさそうというのはわかりますが、ダイエットや老化防止効果も期待できるというのは、今後注目したい食品ですね。

 

薬のネット販売

ネットで薬を販売することにあなたは賛成でしょうか?

国会で長いこと審理されていますが、行ったり来たりでなかなか落ち着かなかったところ、概ねネット販売再解禁といったところでおちついたようですね。

近くに薬局のない地域に住んでいる人もいます。そんな人たちにとっては、薬がネットで買えるというのはとても便利で大歓迎だと思います。

ただ、薬のリスクの面からみると一概によかったのかというと疑問も残ります。
ごく普通の人の感覚からすると、おそらく市販されている薬くらいならそんなに副作用などの危険性は気にならないのだろうと思います。しかし、誰でも突然薬の副作用に直面するかもしれないのです。
普段使っている薬なら安心というかもしれませんが、その時の体調や他の薬の飲み合わせなど、いろいろな要素で薬のリスクは変わってくることを忘れてはいけないのだと思います。

個人的には、市販薬のネット販売は賛成です。
そのうえで、薬の使用方法や副作用についての情報等、店頭で薬剤師が口頭で伝える以上に、目立つように、わかりやすく伝える努力が必要だと思います。
また購入する側も、自己責任において使用方法などしっかり守る必要があるでしょう。

お好み焼き粉が危険!

少し前に、お好み焼き粉が危険!というぶっそうな話が話題になりました。
昨日もNHKの「ためしてガッテン」で取り上げていたので、ここでも取り上げてみます。

皆さんはお好み焼き粉や小麦粉、ホットケーキミックスなどの粉物はどこに、どういう風にしまっているでしょうか?
私は今まで普通に棚の中に輪ゴムで口をしばって保管していました。
実はこれではとても危険だということを、昨日のためしてガッテンで改めて知りました!

実はたとえ密閉していても、常温で保管しているとあるものがうじゃうじゃ、そうまさにうじゃうじゃ湧いてくるのです。
「ダニ」です。
チャックなどで密閉していると、ダニは中には入れません。でもぎりぎりのところにしっかりくっついています。そして粉を使う時に封を開けた時に中に入っていくのです・・・。

封を切って早ければ1ヶ月くらいでダニがうじゃうじゃすることもあるそうです。
ダニが混じった粉を食べても普通の人は特に変化はないそうですが、ダニアレルギーのある人は命に係わります。
アレルギーが出ないにしても、ダニの入った粉で作ったものなんて食べたくないですよね。

でも冷蔵庫に保管するとダニは入ってきませんし、仮に入っていたとしても死んでしまいます。
我が家ではこの話題が出た時から、粉物は全て冷蔵庫へまっしぐらです。

もしまだ冷蔵庫で保管していない方は直ちに冷蔵庫に移しましょう!

小麦粉がメタボに効く?

小麦粉がメタボに効くという、とっても嬉しい研究結果があるそうです。
私が目にしたのは、本日(5/27)のテレビ朝日の朝の番組でした。

小麦はざっくりいうと、「胚乳」「表皮」「胚芽」の3つに分けられます。いわゆる「小麦粉」はこの中の「胚乳」の部分で作られるそうです。「胚芽」は栄養価が高いのか、健康食品などに使われるようです。「表皮」の部分は「ふすま」といって、家畜のエサやペットフードなどに使われているらしいのですが、この「ふすま」と言われる部分がメタボに効果的らしいのです。
お米でも、白米にする際に捨てられる部分がからだにいいということで「玄米」が注目されていますよね。それと同じなんでしょうね。
実際に「ふすま」を残した小麦を使って作ったパンを販売しているパン屋さんが紹介されていましたが、パンの色は真っ白ではなく、少し茶系の色をしていましたがとてもおいしそうでした。

私がこの記事を見てうれしいと思ったのは、「ラーメン」です。
よく妻から「お昼何食べたの?」と聞かれ「ラーメン」と答えると必ず「ラーメンばっかり食べてるから太るのよ」とおしかりを受けてしまいます。
しかし「ふすま」を付かった麺ができて、それを使ったラーメンなら妻も文句は言えないでしょう!
と秘かに期待しています。

豚肉・牛肉を食べ過ぎると糖尿病になる?

豚肉や牛肉をよく食べる男性は、豚肉・牛肉をほとんど食べない男性と比べると糖尿病になりやすいという発表がありました。
糖尿病の発症リスクはなんと42%!

発表したのは黒谷佳代国立国際医療研究センター上級研究員らのチームで、全国の45~75歳の男女約64000人を平均5年間も追跡調査したそうです。
結果、豚肉や牛肉をたくさん食べる人は糖尿病になりやすいことが分かったのですが、なぜかこれは男性のみ。女性は豚肉や牛肉の摂取量と糖尿病の発症の関連は見られなかったようです。
女性は月経で鉄分を失うことから、肉に含まれる鉄の影響が出ない可能性が考えられるとのこと。

黒谷研究員は、牛や豚に含まれる鉄や飽和脂肪酸が、血糖値を抑えるインスリンの分泌に悪影響を与えているのではないかと分析しています。
ことさら気にし過ぎるのはよくありません。適度に食べるのは全く問題ないようです。ようするに食べ過ぎはいけないよ、ってことですね。

本日(5/23)の読売新聞のコラムにこんな川柳が紹介されていました。
「食べて糖飲んで血圧吸えばガン」